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発達障害(ADHD) 幼少期~青春の忘れ物編

こんにちは!

管理人のさとです。ADHDを持つ20代です。

 

タイトルの青春の忘れ物という響きかっこいいですよね。笑

すみません、甘酸っぱい話ではなく

ただ単に忘れ物が多かったという話です。

 

前回、片づけができなかった幼少期(今も苦手ですが…)の話をしました。

同じような経験をした方もいるのでは無いでしょうか?

 

 

ddfriends.hatenablog.com

 

片づけができないお子さんがいれば、

「なんで片づけができないんだ?」

と叱りたくなってしまうかも思われるかもしれませんが、

そもそもやり方がわからない…

ということをわかっていただき、

ぜひ一緒に片づけをしてあげてください。

 

お子さんが「片づけができなくて困っている」という方の

お役に立てれば本当にうれしいです。

 

さてさて、今回は物忘れが激しいという話。

 

結論から言うと、私がしなければいけなかったのは、

事前の準備でした。

 

家に帰るとスイッチがOFFになり、

学校に関することはしたくない。

明日の授業の準備、制服の準備…

準備の習慣がありませんでした。

 

時はさかのぼり、小学生の頃。

節分の日に自分が退治したい鬼のお面を作る授業。

迷わず私は、忘れ物の鬼を作りました。

鬼のおでこに大きく「忘」と刻んだのを覚えています。

家に持ち返って、さっそく壁に貼り

思いっきり落花生を振りかぶり

鬼の面にくらわせました。笑

 

まぁ、そんなふうに鬼を泣かせたところで

忘れ物が無くなるわけがありません。

 

ランドセルの教科書を入れ替え忘れ、

翌日の時間割と全く違う教科書を持っていく。

それが何度も何度もあり、

あまりに回数が多すぎて、お腹が痛いと仮病を使い

保健室で休むなんてこともありました。

 

ADHDは感受性が豊か、悪く言えば考えすぎてしまうので

「先生は忘れ物ばかりの私のことが嫌いになってしまう」

とすごく怖かったのを覚えています。

 

また、時は過ぎ中学生の話。

 

私は生徒会長に立候補しました。

そして、迎えた候補者演説の日に事件は起こりました。

 

私が所属するのは朝練のあるバスケットボール部

体操服で学校に行き、練習終わりに制服に着替えていました。

あれ、ハイソックスが無い!?

あろうことか、大事な演説の日にハイソックスを忘れました。

 

ステージに上がり、全校の目に触れる。

どうにかして、ハイソックスを手に入れねば!

そう思い、友達に頼み込み

演説の時だけハイソックスを借りることができました。

 

そして演説が始まり

友達はくるぶしソックスで集会に出て、

私はハイソックスをはいている。

罪悪感でいっぱいだった私は演説の最後に

「こんな大切な日にハイソックスを忘れるような私ですが

清き一票よろしくお願いします」

カミングアウトしました。笑

 

今思えば、何が清き一票だっ!と突っ込みたくなりますが

公約が良かったのか、最後の一言が良かったのか

見事、生徒会長になることができました!

情けない思い出ですが、

同時に友達のありがたみを感じた瞬間でした。

 

さて、冒頭でも話しましたが

2つの話題に共通するのは、事前の準備が足りなかったこと。

 

今振り返り、どうすれば改善できたか考えました。

まず、何が必要かチェックリストを作ること。

時間割があれば、それにチェックを入れることができます。

スマホをお持ちの方であれば、

メモアプリで簡単に作れますね!

 

そして、全部そろっているか誰かと一緒に確認すること。

集中力が欠けやすいのがADHDの特徴です。

 

例えば、教科書をそろえるために本棚に向かう

そこには、アルバムがあり、ついついアルバムを見てしまう。

そこに写る友達から手紙をもらっていたことを思い出す。

手紙を探し、読み始めてしまう。

もともと自分が何をしていたか、

すっかり忘れてしまうんです。

 

なので、チェックリストを作ったら

家族や近くにいる人と一緒に確認すると効果的です。

 

長々と話してしまったので、今日はこれくらいにします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回「聞き上手?いえ、違うこと考えてましたっ!」